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市民からのご質問にお答えします

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ごあいさつ

 今、地方では人口減少が進み、2040年には全国の自治体数は半減(全国1,799自治体の内896自治体が消滅の可能性)するだろうと言われています。その要因は、出産適齢期の女性の減少と都市部流出、またその一極集中などとされていますが、現在出生率は、子育てしにくいその都市部で最も下がる傾向を示しており、このことにより2025年頃からは、東京でさえ人口が減りはじめ、50年後の日本の人口は8,000万人、そして更にその50年後には5,000万人を切るとの予測もあります。
 経済成長の半分は人口量によって作り出されるとも言われ、少子化と超高齢化で生産年齢人口が減少する中、インフラや社会保障制度の持続も大変難しくなります。そして国はこの暮らしを守るため、人口20万人以上の都市を拠点として、近隣自治体と行政サービスを分担する「連携中枢都市圏」や、人口5万人以上の自治体を核とする「定住自立圏」の形成を提案しています。
 しかしながらその前に、私たちは先ず個々の地域が輝き、魅力と活気にあふれるものにして行かなければなりません。このまちで生まれ育った人も、このまちへ来られた人も、誰もが安心してここで暮らし、ここで働き、このまちを楽しめるものにすることが、住みたいをつくります。基礎自治体は暮らしに最も身近だからこそ、人に最も寄り添うものであることが必要なのです。

街、たわわに。~身近な生活圏を実り豊かな集合体に~

子育てしやすい環境と、質の高い教育が、持続的な発展となり、家族や医療等関係者、又コミュニティーとの連携が、持続的な医療・福祉と安全・安心を生みます。そして、身近な生活圏(徒歩圏)を成り立たせることが、持続的な住みやすさにつながり、また、農水や商工等の強力な支援・振興が持続的な経済の発展をつくります。そして地の利や歴史・文化を生かした旺盛な交流人口が持続的な賑わいづくりとなるのです。

たわわな実りのまち

活力あるまち ~誰もがいきいきと暮らすために~

○ 農水・商工の振興

農水産業をはじめ、本市に特徴的な「ものづくり」を支え、地域経済の持続的な発展を創ります。

○ 企業誘致と雇用の創出

企業誘致・地元企業支援で雇用を創出、活気ある「定住人口」の拡大に繋げます。

暮らしやすいまち ~誰もが満ち足りて暮らすために~

○ 持続的医療・介護・社会保障の確立

家族と医療・介護関係者との連携のもと、高齢者に対する在宅医療と介護の強化を図るなど、持続的な社会保障を生み出すことが必要です。

○ 豊かな都市基盤の整備・充実

豊かな都市基盤の整備は快適な暮らしの根源です。誰もが満ち足りて暮らすために、健康で文化的な整備を進めて参ります。

安全・安心のまち ~誰もが安らかに暮らすために~

○ 防災対策の強化

安全・安心は暮らしの基本、誰もが安らかに暮らすために、災害に強いまちを。

○ コミュニティー支援

安らかな地域生活は身近な共助、コミュニティーの支援も重要です。

夢と希望のまち ~誰もが楽しく暮らすために~

○ 子どもを産み育てやすく、そして教育を充実

ひとづくりのために、子育て支援や、教育の質の確保など、安心して子どもを産み育てやすくする必要があります。

○ まちの魅力を引き出して旺盛な交流人口づくり

誰もが楽しく暮らすために、強みである地域資源、常陸那珂港区・ひたち海浜公園・歴史遺産など、これらを磨き、‘にぎわい’と「交流人口」をつくります。

市民からのご質問にお答えします

主婦(45歳)
主婦(45歳)
大谷さん!ひたちなか市のまちづくりの考え方について聞かせてください。
政府は少子高齢化と人口減少を国難と位置付けています。
2040年には全国1799自治体の内実に896に及ぶ自治体が消滅の危機となっています。
つまりあと20年で自治体は半減してしまうんです。本市の人口は今のところ横ばいを保っていますが、それもかろうじてです。
大谷たかし
大谷たかし
主婦(45歳)
主婦(45歳)
それでは人はどこに集まるのですか?
なぜだ! 人がいない! どこへいった! 東京一極集中だ! 特に若い女性だ!
じゃあ東京は爆発的に増えるのか? いやそうじゃない、「保育園落ちた・・・日本死ね」
東京の方が間違えなく子育てしにくいのです。 だから残念ながら2025年からは東京でさえ人口減少になると言われています。
大谷たかし
大谷たかし
主婦(45歳)
主婦(45歳)
それじゃ救いようがないじゃないですか・・・
その通りです。しかし考え方なのです。
子育てしにくい東京にわざわざ出なくても、ここに暮らせばいいじゃないですか。
大谷たかし
大谷たかし
東京で少しばかり給料が良くてもその分家賃も高い。駐車料金も月3万5万は当たり前、電車だって毎日すし詰めじゃないですか?
今地方では、もったいないことにお金をかけた立派な空き家が増えています。若者が戻らないからです。食うや食わずで1億円の豪邸を1代で建てても更地にするくらいなら、2000万円の家をたてて8000万円の生活の方があるいは良かったんじゃないのか?
もし次の代が戻ってくるならお金もかけてもその甲斐があるでしょう。2代で1億円の豪邸に住んで、なおかつ次の代は給料丸々可処分になるじゃないですか?その方がもしかしたら心豊かなのではないのか?
今、ネット社会、働き方改革です。そろそろそんなこともできるようになってきたんです。
元来、教育にお金をかけて(かけてというのは税金です)、育ったら都会に税金を落とし、医療費がかかる年になって、やっぱりゆっくりするなら田舎だと言って戻ってくる。戻ることは大いに結構、やぶさかではありませんが、地方はお金を出してばかり、「バランス」が悪いということなんです。
主婦(45歳)
主婦(45歳)
具体的にはどうすればいいのでしょうか?
それより、雇用を増やし、まとまって暮らすことで、医療・介護・福祉・子育ての持続、また、空き家問題の解消や自治の担い手確保ほか、可処分所得の増加と結婚機運の醸成、などのサイクルを作り出すことです。このことが必要なんです。
大谷たかし
大谷たかし
「福祉や教育の充実」は誰でも言う。それは当たり前のこと、しかしそれをいかに持続的に保証する状況を創って行けるかだ!
そしてそのためにはどうして行かねばならないか?また、そうするためには何をすれば良いのかだ!
だからまとまるために、身近な場所で享受できる行政サービスやコミュニティー支援や公園等の住環境の質の向上が必要なんです!これが現状でできるコンパクトシティーの新しい形なのです。(実は昔の状態に戻るだけ)
そして、まとまるばかりではなく、ひたちなか市は水戸藩の台所、歴史や文化があり、また日本最大級のフェスがあります。更に港・高速道路などのインフラから企業が張り付き、物流の拠点ともなっています。
それらに磨きをかけて誇れる街にしなくてはならない。誇れる街であればこそIターンやUターンのインセンティブになり、そしてそれは、とりもなおさず観光の要素となるのです。
県北の発展を支えるのがひたちなか、「まとまる」こと、企業誘致と雇用拡大で「発信する」こと、「誇れる・楽しめる」街づくりで交流人口を「取り込む」こと
このことで街の発展を創り、県北をけん引して行くことが必要なんです。
主婦(45歳)
主婦(45歳)
ありがとうございました。

「徒歩圏」内の実りは、地理的な実距離はもちろんのこと、公共交通や情報等を介したところの時間的・心理的距離も含めたコンパクトシティーに通じます。これがクラスターであり、‘地域がたわわに繁栄’するみんなにやさしい街なのです。

大谷たかし後援会

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